優生学の復活? : 遺伝子中心主義の行方
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書誌事項
優生学の復活? : 遺伝子中心主義の行方
毎日新聞社, 1999.11
- タイトル別名
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Brave new worlds
- タイトル読み
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ユウセイガク ノ フッカツ : イデンシ チュウシン シュギ ノ ユクエ
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注記
参考文献: p267-272
内容説明・目次
内容説明
「悪い」素因をもった人間を抹殺しようとしたナチの優生政策は邪悪なものだった、と誰もが思う。しかし、急発展する現在の遺伝学が行きつく先も、結局同じだ、と著者は言う。かつて強制的に行われた選別が、自由市場のもとで行われるようになるに過ぎないのだ。病気と犯罪が減ったとしても、人間の平等と個人の絶対性を基本にした近代のモラルは破壊されるだろう。人間「改造」を可能にした科学が生み出す21世紀の悪夢を予見する。
目次
- 生命の秘密?
- 未来
- 神と爆弾と二重らせん
- 優生思想(不幸でいる権利;ひたいの入れ墨)
- 万能の遺伝子
- 破滅の種
- クモ
「BOOKデータベース」 より