能の平家物語
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能の平家物語
朝日ソノラマ, 1999.11
- タイトル読み
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ノウ ノ ヘイケ モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
作家・秦恒平の逍遙する平家物語の世界と、能楽評論家であり能の舞台写真家である堀上謙の舞台写真「カラー」と曲目解説などによってまとめた興味ある内容。世阿弥をはじめ能の作者が描いた『平家』の人物たちの素顔や横顔を、能の宝庫『平家物語』典拠となった平家物語諸本に探訪する、能楽ファン・平家ファン必読の書。
目次
- 祇王—心に任せぬ此身の習ひ
- 熊野—またもや御意の変るべき
- 俊寛—待てよ待てよといふ声も
- 小督—恋慕の乱れなるとかや
- 頼政—憂き時しもに近江路や
- 鵺—仏法王法の障とならんと
- 実盛—老い木をそれと御覧ぜよ
- 経政—恥かしや人には見えじものを
- 清経—偽なりつるかねことかな
- 巴—薙刀柄長くおつとりのべ
- 忠度—ただ世の常によもあらじ
- 敦盛—跡弔ひてたび給へ
- 通盛—討死せんと待つところに
- 千手—目もあてられぬ色気かな
- 藤戸—思えば三途の瀬踏なり
- 八島—源平互いに矢先を揃え
- 正尊—鞍馬は判官の故山なり
- 船弁慶—潮を蹴立てて悪風を吹きかけ
- 景清—面影を見ぬ盲目ぞ悲しき
- 大原御幸—その有様申すにつけて恨めし
「BOOKデータベース」 より