「強国」論
著者
書誌事項
「強国」論
三笠書房, [2000.1]
- タイトル別名
-
The wealth and poverty of nations : why some are so rich and some so poor
「強国」論
- タイトル読み
-
「キョウコク」ロン
大学図書館所蔵 全177件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
出版年はカバーから記載
カバーに「富と覇権の世界史」の記述あり
参考文献: p497-534
内容説明・目次
内容説明
著者は、世界的に知られた歴史家であり、経済学者(ハーバード大学名誉教授)だ。これまでも、スケールの大きい学術業績を残してきた。本書では、驚くほどの博識に裏付けられた歴史的な視点を通して、われわれはどのようにして今に至ったのか、勝者と敗者を隔てたものは何だったのかを切り裂いてゆく。その問題意識にあるのは、気象などの自然条件がいかにして各国の社会に固有のシステムを生み出していったか、そのなかで経済の発展が可能であったか、また困難であったか、さらに経済の発展によって自然条件がどのように克服されていったか…などである。これはまさに、人間社会のダイナミックな発展史といえる。そこには、自然条件などの外的な要因の重要さとともに、変化・変革に対する人間の貪欲さ、ひたむきさが勝者と敗者を分けてきたという事実が、実に生き生きと描き出されている。きっと読者は、著者の繰り出す興味深い史実をわくわくした思いで繋ぎ合わせながら、そのなかで勝者と敗者がいかにして盛衰したかを理解することだろう。この本ほど面白さとその重みを見事に両立させている本はない。
目次
- 「歴史の手」で何が掴めるのか
- 「ヨーロッパ世界」の原型
- 「欲望の近世」の幕開け
- 線引きされた「勝者」と「敗者」
- 東インド会社の野望
- 精神と科学の「覚醒」の時代
- 広がる「持つ国」と「持たざる国」の格差
- 「知」のブレークスルー
- “先駆者”イギリスの強さの秘密
- “トップランナー”に追いすがる国々〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より