江戸幻想批判 : 「江戸の性愛」礼讃論を撃つ
著者
書誌事項
江戸幻想批判 : 「江戸の性愛」礼讃論を撃つ
新曜社, 1999.12
- タイトル読み
-
エド ゲンソウ ヒハン : エド ノ セイアイ ライサンロン オ ウツ
大学図書館所蔵 件 / 全102件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p209-214
内容説明・目次
内容説明
江戸は明るかった?江戸の性はおおらかだった?トンデモない!江戸の性的自由とは、強姦、セクハラの自由であり、その洗練された遊郭文化とは、女性の人身売買の上に築かれた悲惨なものだった。トンデモない「江戸幻想」を該博な体験的知識を総動員して木っ端みじんに粉砕する、論争の書、第三弾。
目次
- 「江戸幻想」とは何か
- 第1部 「江戸幻想」の諸相(近世文化に関する覚書—「江戸幻想」の広まり;江戸幻想の原点—佐伯順子の仕事について;「江戸幻想派」集結?—「春本座談会」を読む;相対主義について;私的徳川時代論;農村は性のパラダイス;「悪場所の発想」と〈江戸ブーム〉—『廣末保著作集』刊行によせて;フーコー的近代としての江戸—桜井進『江戸の無意識』について)
- 第2部 近世文化の諸相(歌舞伎批評は可能か?;女形の近代;唐十郎「特権的肉体論」を読む;馬琴の位置;再び処女の純潔を論ず—伏姫論;父 作者の疎外—『南総里見八犬伝』再考)
「BOOKデータベース」 より