企業管理と情報技術 : 現代企業システムの物象化論

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企業管理と情報技術 : 現代企業システムの物象化論

竹内貞雄著

(MINERVA現代経営学叢書 = Modern business economics, 5)

ミネルヴァ書房, 1999.12

タイトル読み

キギョウ カンリ ト ジョウホウ ギジュツ : ゲンダイ キギョウ システム ノ ブッショウカロン

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注記

引用文献(各章末)と、巻末索引あり

内容説明・目次

内容説明

今日、コンピュータ・情報関連機器の利用がかつてない勢いで広がり、人間の存在と意識領域に深く入り込むコンピュータの実在化という新たな「コンピュータ化時代」を迎えている。本書は、組織の管理的環境下における人間・技術・コンピュータを管理機能的存在ととらえ、システムにおける位置関係(位相)の解明を通じ、現代管理の性格を明らかにする。現代企業によって獲得されるシステムのパワーが「管理の技術的構造化」を中心に実体化していることを検証し、「物象化システム」である現代資本の性格を把握する。

目次

  • 1 システムとしての人間とコンピュータの位相(管理機械の成立をめぐって;サイバネティクスと管理技術;ME化によって顕在化する現代の労働と技術の性格 ほか)
  • 2 現代企業における意識管理の特質と情報技術の役割(技術化する意識;人工情報空間と意識管理)
  • 3 現代企業システムの構造とその変容(ネットワーク化・情報共有化の構造と論理;情報共有化と共同性の可能性;情報化の展開と人間状況の変容)

「BOOKデータベース」 より

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