経済開発とエイズ
著者
書誌事項
経済開発とエイズ
東洋経済新報社, 1999.12
- タイトル別名
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Confronting AIDS : public priorities in a global epidemic
- タイトル読み
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ケイザイ カイハツ ト エイズ
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注記
原著(Oxford University Press, 1997)の全訳
主要参考文献: p319-346
内容説明・目次
内容説明
発展途上国はHIV/エイズの問題を簡単に無視することができない。1996年には約150万人がエイズで亡くなった。1日に、約8500人が新たにHIVに感染し、このうち1000人は子供である。これらの感染の約90%が発展途上国で起きており、エイズが発展途上国の貧困と不平等の問題を悪化させる可能性がある。本書は、政策担当者、開発や公衆衛生の専門家など、HIV/エイズについて公的政策の立案にかかわる人々が、この感染症に取り組むうえで効果的な戦略をたてるために必要な情報と分析を提示している。このレポートは3つの知識体系に依拠している。3つの知識体系とは、HIVを疫病として考える疫学、疾病予防に注目する公衆衛生学、そして特に、限られた公共資源を配分するうえでトレードオフの判断に焦点を当てた公共経済学である。
目次
- 要約
- 第1章 エイズ—政府への挑戦
- 第2章 HIV流行から得られる戦略的教訓
- 第3章 HIV予防のための効率的かつ公正な戦略
- 第4章 エイズの社会的影響に対処する
- 第5章 HIV/エイズと闘うための協力
- 第6章 過去からの教訓、未来についての展望
「BOOKデータベース」 より