悪と往生 : 親鸞を裏切る『歎異抄』
著者
書誌事項
悪と往生 : 親鸞を裏切る『歎異抄』
(中公新書, 1512)
中央公論新社, 2000.1
- タイトル別名
-
悪と往生 : 親鸞を裏切る歎異抄
- タイトル読み
-
アク ト オウジョウ : シンラン オ ウラギル 『タンニショウ』
大学図書館所蔵 全277件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
親鸞の教えと『歎異抄』の間には絶対的な距離がある。この距離の意味を考えない限り、日本における「根元悪」の問題も、「悪人」の救済という課題も解けはしない。中世以来、あたまの人々の心を捉え読み継がれてきた『歎異抄』は、弟子・唯円の手になる聞き書きであった。だがその唯円は、「裏切る弟子」=ユダではなかったか。本書は、現代社会に濃い影を落とす「悪」という難題に正面から対峙して立つ。—著者の親鸞理解の到達点。
目次
- 1 悪と罪
- 2 「宿業」と「不条理」
- 3 裏切る「弟子」
- 4 唯円の懐疑
- 5 唯円とユダ
- 6 正統と異端
- 7 個とひとり
- 8 「親鸞一人」の位相
- 9 「自然」と「無上仏」
- 10 唯円の作為
- 11 住生について
「BOOKデータベース」 より