トロツキーとグラムシ : 歴史と知の交差点

書誌事項

トロツキーとグラムシ : 歴史と知の交差点

片桐薫, 湯川順夫編

社会評論社, 1999.12

タイトル別名

Leon Trotsky & Antonio Gramsci

タイトル読み

トロツキー ト グラムシ : レキシ ト チ ノ コウサテン

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注記

トロツキー・グラムシ年譜: p253-282

内容説明・目次

内容説明

これまで長いあいだ、トロツキーとグラムシはいわば背中合わせ、もしくは遠く離れた政治思想家と見られ、両者を並べて論じることなど、論外のこととされてきた。今日、20世紀の政治および政治思想を総括するにあたって、トロツキーとグラムシの関係だけでなく、当時の政治や政治思想を含むコミンテルンや第二インターナショナルその他の見直しの一環として、こうした作業は避けて通ることのできない問題である。本書では、こうした最初の試みとして、六人の執筆者がそれぞれトロツキーとグラムシの関係を論じている。

目次

  • 第1章 トロツキーとグラムシ—彼らの世紀と我らの世紀
  • 第2章 トロツキーとグラムシの交差点—1923年〜24年初頭の手紙を中心に
  • 第3章 イタリア新反対派の誕生とトリアッティ、グラムシ、トロツキー—第三期論=極左戦術をめぐる対立と交差
  • 第4章 初版『獄中ノート』からのトロツキー削除問題をめぐって
  • 第5章 『獄中ノート』の謎とトロツキー
  • 第6章 『獄中ノート』における「永続革命論」批判

「BOOKデータベース」 より

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