平家物語の歴史と芸能
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平家物語の歴史と芸能
吉川弘文館, 2000.1
- タイトル読み
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ヘイケ モノガタリ ノ レキシ ト ゲイノウ
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内容説明・目次
内容説明
「平家」語りと歴史、中世神話と芸能民、物語芸能のパフォーマンスをテーマに、芸能と権力の関わりをとらえ直した意欲作。『平家物語』を「歴史」の文脈に位置づけ、物語芸能(語り物)の中世的な実態を復元的に再構成する。「平家」語りや太子信仰の究明、口承文学論の提唱など、柳田国男のさきへ行くことを課してきた著者独自の豊潤な研究書。
目次
- 第1部 「平家」語りと歴史(覚一本の伝来—源氏将軍家の芸能;屋代本の位置—非正本系の語り本について;八坂流の発生—「平家」語りとテクストにおける中世と近世 ほか)
- 第2部 中世神話と芸能民(当道租神伝承考—中世的諸職と芸能;中世神話と諸職—太子伝、職人由緒書など;当道の形成と再編—琵琶法師・市・時衆 ほか)
- 第3部 物語芸能のパフォーマンス(平家物語の演唱実態へ向けて;語りの場と生成する物語;口承文学とは何か)
「BOOKデータベース」 より