海は死なない : 日本海重油流出事故 黒い油とたたかった人々
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海は死なない : 日本海重油流出事故 黒い油とたたかった人々
(ポプラ社いきいきノンフィクション, 21)
ポプラ社, 1997.10
- タイトル読み
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ウミ ワ シナナイ : ニホンカイ ジュウユ リュウシュツ ジコ クロイ アブラ ト タタカッタ ヒトビト
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内容説明・目次
内容説明
一九九七年一月、福井県の沖で、ナホトカ号というタンカーが、まっぷたつにわれ、日本海に重油がながれだしました。海辺にうちあげられた黒い油のかたまりに、海辺の町・三国の人たちはつよいショックをうけました。そこはむかしから、ノリやウニなどがたくさんとれるところだったからです。海女、漁師、旅館の人びと、サーファー、それに全国からかけつけたボランティアの人たちが、真冬の海に入り、重油をとりのぞく仕事にとりくみました。つぎからつぎにおしよせてくる黒い油に、くやしくて涙をながすことも。けれど、どんなときも、たがいにはげましあい、多くの人たちが力を出しあって、ついに三国の海は、もとの美しい、青い海にもどったのです。小学校高学年以上むき。
目次
- 1 ナホトカ号の船首
- 2 重油回収はじまる
- 3 砂浜と岩場で
- 4 また、重油が—
- 5 きびしい寒さのなかで
- 6 そして、春はやってきた
「BOOKデータベース」 より