ジェンダーの政治経済学 : フィリピンにおける女性と性的分業
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書誌事項
ジェンダーの政治経済学 : フィリピンにおける女性と性的分業
(明石ライブラリー, 14)
明石書店, 2000.1
- タイトル別名
-
The political economy of gender : women and the sexual division of labour in the Philippines
- タイトル読み
-
ジェンダー ノ セイジ ケイザイガク : フィリピン ニ オケル ジョセイ ト セイテキ ブンギョウ
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注記
原著(London ; New Jersey : Zed Books, 1992)の翻訳
関連年表: p357-365
参考文献: p381-396
内容説明・目次
内容説明
本書の焦点は、セックスと政治経済の特定の関係、つまり、労働における性的分業である。それは社会の中で、性を基準としてどのように仕事が割り振られるかということである。性的分業は、単に仕事の区分だけではなく、男女に与えられる価値、地位、権力の差異でもある。それは経済的な分類であり、政治的な区分でもある。本書は、性的分業を社会生活の多様な局面や、都市や地方、家族や政府、資産取引、商業、テクノロジーというさまざまな形態において検討している。特に注意が向けられているのは、フィリピン女性の経験である。
目次
- 第1部 論考の概要(セックス、ジェンダー、社会;ジェンダーと政治経済 ほか)
- 第2部 フィリピンにおける性的分業—植民地化以前と植民地化の遺産(スペイン植民地化以前;スペイン統治下のフィリピン—当初の数世紀(1521‐1750年) ほか)
- 第3部 独立後(1946‐89年)の性的分業(労働、賃金、イデオロギーと女性の対応—概観;女性労働—現代の状況 ほか)
- 第4部 ジェンダーと社会変革(女性の従属—現代および歴史上の形態)
「BOOKデータベース」 より