なぜ、人は宗教にすがりたくなるのか
著者
書誌事項
なぜ、人は宗教にすがりたくなるのか
三笠書房, 2000.2
- タイトル別名
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心理分析 : なぜ、人は宗教にすがりたくなるのか
Why do they have blind faith in religion?
- タイトル読み
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ナゼ ヒト ワ シュウキョウ ニ スガリタクナルノカ
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注記
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内容説明・目次
内容説明
元来、人間が常識的で現実的な生活に耐えられなくなったとき、その枠組みに挑戦すれば、それは犯罪であり、自分で幻覚と妄想の城にたてこもれば、それは狂気であり、彼岸の世界に目をやれば、それは宗教や信仰に至る。この三つはときには手を組んで働き、「人間における非日常の構造」をつくり出す。そして実際、その非日常は想像をはるかに超える病的で悪質なものとなっている。本書は、宗教や信仰を、心身の健康の向上と生きがいの探究にどう生かすか、一方不健康な弊害からどう逃れるか、を精神科医の目から説き明かしたものである。
目次
- 1章 宗教に頼りたい心理は、誰にでもある
- 2章 宗教との“距離感”が人間関係を決める
- 3章 宗教を興した人々—正常と異常の分かれ目
- 4章 心を蝕む宗教、身体を侵す宗教
- 5章 「本物の宗教」と賢く関わるために
「BOOKデータベース」 より