「日出づる処の天子」は謀略か

書誌事項

「日出づる処の天子」は謀略か

黒岩重吾著

(集英社新書, 0017D)

集英社, 2000.2

タイトル別名

「日出づる処の天子」は謀略か : 東アジアと聖徳太子

日出づる処の天子は謀略か

タイトル読み

ヒ イズル トコロ ノ テンシ ワ ボウリャクカ

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注記

聖徳太子の時代の東アジア史年表: p8

内容説明・目次

内容説明

古代国家の創始期。六世紀から七世紀にかけての日本(倭)は文化的にも政治的にも、大きな動乱期を迎えていた。朝鮮半島から、仏教をはじめさまざまな文化が伝来し飛鳥文化が花開こうとしていた。574年に生まれた厩戸皇子(聖徳太子)は幼少からその聡明を知られ、593年には推古天皇の摂政として政治に参画するのだが…。東アジアの中の日本という視点から、太子の生きた時代のダイナミズムを捉える歴史考察。作家だからこそ書けた歴史のはざまの真実像。

目次

  • 第1章 聖得太子の血統と人間像—母と推古女帝の確執(さまざまな名を持つ皇子;「厩戸」の由来;歴史を動かすのは人間である ほか)
  • 第2章 東アジアの情報戦争と倭国—対隋外交の意味と結果(東アジアの中の日本;四世紀の朝鮮半島;雄略の上表文 ほか)
  • 第3章 聖徳太子の勢力後退と推古・馬子の一体—文献と丸山古墳(太子の失脚;推古と馬子の歌;堅塩媛の改葬の真実 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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