ライ麦畑の迷路を抜けて
著者
書誌事項
ライ麦畑の迷路を抜けて
東京創元社, 2000.2
- タイトル別名
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At home in the world
- タイトル読み
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ライムギバタケ ノ メイロ オ ヌケテ
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内容説明・目次
内容説明
大学の文学部の教師の父親と、その優秀な教え子であった母親の次女として生まれた著者は、教育熱心な母親の指導のもと、18歳にして「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」に「十八歳の自叙伝」を発表する。全国から寄せられたファン・レターの中に、すでに世捨て人のように隠棲していたJ.D.サリンジャーからの一通があった。二人のあいだに文通が始まり、お互いにお互いを渇望するようになる。イェール大学に入学した彼女は、やがて大学を捨て、当時53歳でホメオパシーと自然食を信奉するサリンジャーとの同棲生活を始める。彼女にとって彼は神のような存在になったが…。知られざるサリンジャー像と濃密な母娘関係に彩られた女流作家の回想。
「BOOKデータベース」 より