詐欺・強迫
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書誌事項
詐欺・強迫
(叢書民法総合判例研究 / 民法総合判例研究刊行会編)
一粒社, 2000.3
- タイトル別名
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詐欺強迫
- タイトル読み
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サギ キョウハク
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内容説明・目次
内容説明
本書の目的は、詐欺・強迫行為を規律する民法、その他の関連法規をめぐる裁判例を分析することにより、法規、学説および裁判例の間で、ルールの設定、解釈、補充、批判などをとおして不断に行なわれている法形成過程の一面を明らかにし、詐欺・強迫法の実体を可能なかぎり浮き彫りにすることにある。そのために本書では、詐欺・強迫行為を規律する関連法規の全体構造を確認し、各々の法規に定められた要件および効果に関する解釈理論を下敷にして、詐欺・強迫法を構成する個々のルールを整理したうえで、そうした理論的枠組の中に関連判例を位置づけることを試みた。
目次
- 1 詐欺および強迫に関する法規の性質と構造
- 2 詐欺による意思表示の取消
- 3 強迫による意思表示の取消
- 4 民法九六条の特別規定
- 5 意思表示の取消以外のサンクション
「BOOKデータベース」 より