国際労働力移動のグローバル化 : 外国人定住と政策課題
著者
書誌事項
国際労働力移動のグローバル化 : 外国人定住と政策課題
(比較経済研究所研究シリーズ / 法政大学比較経済研究所 [編], 15)
法政大学出版局, 2000.3
- タイトル読み
-
コクサイ ロウドウリョク イドウ ノ グローバルカ : ガイコクジン テイジュウ ト セイサク カダイ
大学図書館所蔵 件 / 全176件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参照文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
多国籍企業による生産の国際化をはじめ、情報通信網の驚異的な発達、世界交通機関の近代化・高速化等々を背景に、国際労働力移動は今日ますますグローバルかつ多様に展開している。その実態を、ヨーロッパにおける新たな動向、アジア・アフリカ・オセアニアの諸事例に探り、また日本におけるブラジル日系人の“デカセギ”を取り上げて矛盾および解決すべき課題を追究する。経済学にとどまらず、歴史学・社会学・文化人類学などの視点も導入して、既存の理論的枠組みを超え、海外調査をベースに取り組んだ共同研究。
目次
- 序 国際労働力移動—研究方法・経過、本書の構成
- 第1部 国際労働力移動の歴史分析(19世紀イギリスにおけるアイルランド人移民の特質—国際労働力移動史の一事例;戦間期ドイツの外国人労働者—ナチス政権成立期)
- 第2部 ヨーロッパにおける国際労働力移動の新現象(新しい段階を迎えたドイツの外国人労働者・住民問題—1990年代を中心として;「銀世界」をめざすマグレブ系労働者のスペイン定住化—南部輸出農業の展開と二国間労働力需給 ほか)
- 第3部 アジア・アフリカ・オセアニアの国際労働力移動(マレーシアの経済発展と外国人労働者—エステートのインドネシア人労働者;隙間に生きる人々—あるサモア移民家族のハワイ暮らし ほか)
- 第4部 国際労働力移動のなかのブラジルと日本(還流型移住としての“デカセギ”—ブラジルからの日系人デカセギの15年;来日日系人労働者の動向—アンケート調査の自由記入回答欄から)
「BOOKデータベース」 より