複雑性と情報 : 金融工学との接点
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複雑性と情報 : 金融工学との接点
共立出版, 2000.3
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Complexity and information
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フクザツセイ ト ジョウホウ : キンユウ コウガク トノ セッテン
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Note
参考文献: p[124]-133
原著: Cambridge University Press, c1998 (Lezioni Lincee). Reprinted (with corrections)1999.--verso t.p.
Description and Table of Contents
Description
「計算複雑性」と「情報」という二つのテーマが本書の主題である。はじめに連続数学モデルの計算複雑性、すなわち「情報に基づく複雑性理論」が紹介され、その後、さまざまな話題が取り上げられる。その中には、次元の呪いを解く、経路積分の複雑性、たちの悪い問題の可解性、計算における情報の価値、数学的仮説の評価、そして数理ファイナンスでの改良された新しい計算モデルといった最新の話題が含まれている。本書の目的とするところが、理論の解説、さらに洞察および動機付けにあるため、形式ばらず読みやすく書かれている。また、全体を網羅した豊富な参考分献が提供されているので、読者が結果の証明や正確な記述を参照することもできる。
Table of Contents
- 第1部 基礎(序論;情報に基づく複雑性;次元の呪いを解く)
- 第2部 いくつかの興味ある話題(超高次元積分と数理ファイナンス;経路積分の複雑性;たちの悪い問題は解けるのか ほか)
- 第3部 IBCに関する文献(参考文献への手引き)
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