スーツの神話
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スーツの神話
(文春新書, 096)
文藝春秋, 2000.3
- タイトル読み
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スーツ ノ シンワ
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注記
図版一覧: p228-229
参考映画一覧: p230-232
主な参考文献: p233-236
内容説明・目次
内容説明
1666年10月7日、時のイギリス国王・チャールズ二世の「衣服改革」によって、この世に新しい服が生まれた—。以来、現代と同じ「スーツ」が十九世紀後半に登場するまでのイギリス男性服の変遷をたどり、スーツの魅力と奥深さを考える。貴族の処世術としての服から、ダンディとジェントルマンの闘い、フランス革命をへて、スーツがいかに歴史の荒波をのりこえ、現在の形に完成したのかを探る。
目次
- 第1章 ホームレスも着るスーツ—現代のスーツをめぐる三つの謎
- 第2章 チャールズ二世の衣服改革宣言
- 第3章 エレガント・ジェントルマンとマカロニ—スーツの可塑性の起源
- 第4章 脚線美よさらば
- 第5章 カントリー・ジェントルマン
- 第6章 ダンディズム—ブランメルなんか怖くない
- 第7章 スノビズムと階級闘争—社交界の掟、あるいは排除のからくり
- 第8章 ヴィクトリアン・ジェントルマンの逆襲
- 第9章 労働者よ、おまえもか
- 第10章 胡服してえびすを征す—明治初期の日本におけるスーツ受容
- 第11章 スーツの下剋上
- 第12章 「服なんか」と言う前に—三つの謎は解けるだろうか?
「BOOKデータベース」 より