国民国家と天皇制
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国民国家と天皇制
校倉書房, 2000.4
- タイトル読み
-
コクミン コッカ ト テンノウセイ
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内容説明・目次
内容説明
本書では、日本における主権国家と市民的権利の成立過程を、近世国制とその帰結が近代世界に他律的に組み込まれることによって生じた事態を検討し、それによって成立した近代日本国制を、天皇制という国家形態のレベルにおいて検討し、帝国主義とデモクラシーという両義的な内容をもつに至る近代世界システムの展開のなかで、日本が姿態転換を遂げていく有様とその根拠を提示した。
目次
- 第1章 近世の国制
- 第2章 国民国家形成の課題と君民共治
- 第3章 明治14年政変と新たな国家構想
- 第4章 帝国憲法体制の成立と初期議会
- 第5章 「文明化」と「脱亜」
- 第6章 植民地領有と憲法・国体
- 第7章 国民主義と天皇
- 第8章 第一次世界大戦後の国家と社会
- 第9章 「アジア・太平洋戦争」と帝国憲法体制の不全化
「BOOKデータベース」 より