毒草を食べてみた
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毒草を食べてみた
(文春新書, 099)
文藝春秋, 2000.4
- タイトル読み
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ドクソウ オ タベテ ミタ
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内容説明・目次
内容説明
たった0.06ミリグラムで巨象を打ち倒すバッカク。天武天皇系の皇位が天智天皇系に移る一年前、正倉院から密かに持ち出された毒草冶葛。絶望的な激痛から人類を救い出したケシ。高速道路のかたわらで、青酸カリより激しい毒草としての甦りを待つキョウチクトウなどなど、人間の生と死をあやつる毒草は私たちのすぐそばにいる。これは、そうした毒草を食べてしまった人たちの世にも怖ろしい44の物語である。
目次
- ドクウツギ—別名はイチロベゴロシ
- バイケイソウ—一つ目の胎児を産む妊娠十四日目の恐怖
- キョウチクトウ—アレキサンダー大王の軍隊を打ち倒した毒草
- トリカブト—解毒剤はいまだにない
- フクジュソウ—元日花といわれるが…
- キナ—もし世界の平均気温が二度あがったら
- バッカク—LSD誕生の瞬間
- シキミ—抹香くさいとはシキミの臭い
- ドクゼリ—小さじ一杯が生死の分かれ目
- アサ—ガンジス河に流れる大麻の煙〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より