20世紀の扉を開いた哲学 : フッサール現象学入門

書誌事項

20世紀の扉を開いた哲学 : フッサール現象学入門

クラウス・ヘルト著 ; 浜渦辰二訳

九州大学出版会, 2000.4

タイトル別名

Husserls Phänomenologie, das Tor zur Philosophie des 20. Jahrhunderts

二十世紀の扉を開いた哲学 : フッサール現象学入門

タイトル読み

20セイキ ノ トビラ オ ヒライタ テツガク : フッサール ゲンショウガク ニュウモン

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注記

参考文献: 巻末pviii-xix

クラウス・ヘルト教授紹介: 巻末pxx-xl

内容説明・目次

内容説明

フッサール現象学は、「“間”の次元の発見」によって、20世紀の哲学に対してまったく新しい思考可能性の扉を開いた。この着想のもとに、フッサール現象学を読み直し、再評価を試みる。それとともに、ヨーロッパ大陸の哲学と英米の哲学という、二つに分断された現代哲学の状況のなかで、両者に橋を架ける可能性をフッサール現象学に見ようとする。近代から現代へという大きな哲学の流れのなかで、フッサール現象学が持つ意味を見据えつつ、初学者のための入門に貢献しようとする。長く邦訳が期待されていた、正統派のフッサール現象学入門書が、ここにようやく日の目を見る。

目次

  • 第1部 現象学的方法(フッサールの生涯と著作;現象学の根本問題;心理学主義に対する反駁;本質論としての現象学;世界信憑とエポケー;現象学的還元;還元への道)
  • 第2部 生活世界の現象学(構成の問題;構成のモデルとしての知覚;知覚に先立つ段階;時間意識;間主観性;発生的現象学と近代科学の成立;客観主義批判と生活世界)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA46356237
  • ISBN
    • 4873786258
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    福岡
  • ページ数/冊数
    142, xlp, 図版 [1] 枚
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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