環境教育と学校の変革 : ひとりの教師として何ができるか
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環境教育と学校の変革 : ひとりの教師として何ができるか
農山漁村文化協会, 2000.3
- タイトル読み
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カンキョウ キョウイク ト ガッコウ ノ ヘンカク : ヒトリ ノ キョウシ トシテ ナニ ガ デキルカ
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注記
註: p355-364
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
環境教育を有意義なものとするためには、具体的な環境問題を取り上げるとすれば、何を、どこまで踏み込んで考えさせるべきなのか、逆に、生命の尊さや自然の大切さを実感するところから入るとすれば、それを環境問題の理解にどうつなげていくのか、また、実際に環境改善のための活動を行なわせるとすれば、それと地球全体での環境問題の解決との関連をどう考えるのか、といったことが明らかになっていなければならない。要するに、環境教育が全体として何をするのかが明らかになって初めて、個々の環境教育を明確に位置付けることができるのである。しかし、現状では、環境教育の全体像をイメージした上での実践は少ないように思われる。本書は、こうした状況を整理し、統一的に考えるための視点を提案する。
目次
- 第1章 環境問題の解決とは“私”にとってどういうことか(この問いの必要性—分かってはいるが解決する気がないという事実;“私”とは何か;功利主義のまなざしの普遍化とその見返り ほか)
- 第2章 学校で環境教育は可能か?(この問いの必要性—「何を教えるか」の前に考えておくべきこと;人間という環境の呪縛;近代学校システムの特性 ほか)
- 第3章 環境教育の可能性—その全体構想の提案(なぜ、全体構想が必要か;事実レベルのエコロジカル・リテラシー ほか)
「BOOKデータベース」 より