幣原喜重郎とその時代
著者
書誌事項
幣原喜重郎とその時代
PHP研究所, 2000.4
- タイトル別名
-
The life and times of Kijyuro Shidehara
- タイトル読み
-
シデハラ キジュウロウ ト ソノ ジダイ
大学図書館所蔵 件 / 全62件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献目録: 巻末
幣原喜重郎年表: 巻末
索引あり
内容説明・目次
内容説明
明治維新以来の夢であった近代化を達成した後、大正日本は新たな試練に直面していく。デモクラシーの理想を信じた大正日本の栄光と挫折。親米英主義を貫いた外交官の信念と悲哀とは何か。
目次
- 第1章 新世代の外交官—典型的な平和な時代の真面目な秀才
- 第2章 アメリカの世紀の始まり—新興日本と新興アメリカが太平洋で遭遇する
- 第3章 混沌の中国大陸—拙劣を極めた二十一箇条要求
- 第4章 日英同盟の時代—その時代、英国紳士は日本人の理想だった
- 第5章 日英同盟の岐路—日本は第一次大戦で同盟強化のチャンスを見逃した
- 第6章 ロシア革命とシベリア出兵—ロシア革命の余波は日本にも及んだ
- 第7章 パリ講和会議—同盟国英国の老練な外交が日本を救った
- 第8章 日英同盟の終焉—「旧外交」と「新外交」の岐路に立たされた幣原の選択
- 第9章 平和と軍隊—ワシントン軍縮を成功させた加藤友三郎の見識、幣原外交の冴え
- 第10章 幣原外交の開花—外相に就任した幣原は外交の新機軸を開いた
- 第11章 潮の変わり目—幣原の協調路線に国民世論は反撥した
- 第12章 中国統一の気運に直面する田中外交—張作霖爆殺事件はその後の日本に決定的な悪影響を及ぼした
- 第13章 幣原外交の最後の業績—時流が変わっていく中、幣原は少しも変わらなかった
- 最終章 幣原外交の終焉—幣原の辞任で日本は対米外交の貴重な資産を失った
「BOOKデータベース」 より