幣原喜重郎とその時代

書誌事項

幣原喜重郎とその時代

岡崎久彦著

PHP研究所, 2000.4

タイトル別名

The life and times of Kijyuro Shidehara

タイトル読み

シデハラ キジュウロウ ト ソノ ジダイ

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注記

文献目録: 巻末

幣原喜重郎年表: 巻末

索引あり

内容説明・目次

内容説明

明治維新以来の夢であった近代化を達成した後、大正日本は新たな試練に直面していく。デモクラシーの理想を信じた大正日本の栄光と挫折。親米英主義を貫いた外交官の信念と悲哀とは何か。

目次

  • 第1章 新世代の外交官—典型的な平和な時代の真面目な秀才
  • 第2章 アメリカの世紀の始まり—新興日本と新興アメリカが太平洋で遭遇する
  • 第3章 混沌の中国大陸—拙劣を極めた二十一箇条要求
  • 第4章 日英同盟の時代—その時代、英国紳士は日本人の理想だった
  • 第5章 日英同盟の岐路—日本は第一次大戦で同盟強化のチャンスを見逃した
  • 第6章 ロシア革命とシベリア出兵—ロシア革命の余波は日本にも及んだ
  • 第7章 パリ講和会議—同盟国英国の老練な外交が日本を救った
  • 第8章 日英同盟の終焉—「旧外交」と「新外交」の岐路に立たされた幣原の選択
  • 第9章 平和と軍隊—ワシントン軍縮を成功させた加藤友三郎の見識、幣原外交の冴え
  • 第10章 幣原外交の開花—外相に就任した幣原は外交の新機軸を開いた
  • 第11章 潮の変わり目—幣原の協調路線に国民世論は反撥した
  • 第12章 中国統一の気運に直面する田中外交—張作霖爆殺事件はその後の日本に決定的な悪影響を及ぼした
  • 第13章 幣原外交の最後の業績—時流が変わっていく中、幣原は少しも変わらなかった
  • 最終章 幣原外交の終焉—幣原の辞任で日本は対米外交の貴重な資産を失った

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA46498719
  • ISBN
    • 4569610838
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    376p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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