方法としての江戸 : 日本思想史と批判的視座

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方法としての江戸 : 日本思想史と批判的視座

子安宣邦著

ぺりかん社, 2000.5

タイトル読み

ホウホウ トシテノ エド : ニホン シソウシ ト ヒハンテキ シザ

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注記

子安宣邦主要著作リスト: 巻末

内容説明・目次

内容説明

闇斎の朱子学から津田の儒教批判まで、宣長の国学から賢治の童話世界まで歴史を抑圧した言説と歴史に抑圧された言説から近代を問う!江戸から近代へ読み直される思想史。

目次

  • 1 近代日本の「儒教」の表象(“儒教の成立”と“儒教の本質”;近代日本の「儒教」の表象;儒教文化の多元性;懐徳堂知識人の成立)
  • 2 日本思想史と批判的視座の構成—江戸から近代へ(「佐藤信淵とは誰か」—自己確信者と歴史のエコー;朱子と朱子主義—闇斎学派への批判的視座をめぐって;歴史表象の要求—『二千五百年史』と『二千六百年史』との間;「日本思想史」の成立とイスラム世界;「系図につながらぬ神」—宗教的対抗神提示の意味;「女性」という視座と「女性史」;近代ファンタジーの成立の条件—賢治論のためのメモ)
  • 3 「やまとことば」の成立—一国的言語の表象(一国的境界言語の表象;「やまとことば」の成立;“国際語・日本語”批判)

「BOOKデータベース」 より

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