伊勢物語と古典文学
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伊勢物語と古典文学
風間書房, 2000.5
- タイトル読み
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イセ モノガタリ ト コテン ブンガク
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内容説明・目次
内容説明
平安時代に伊勢物語という歌物語が生まれた。これは1000年以上ももてはやされ、少なくとも800年も前から研究されてきた。この伊勢物語は一体どんな古典なのか、いかような滋味があるものなのか、というようなことを書いたり話したりしたことがしばしばであったので、本書はまずそれらをもとに書き加えて概観とし、歌物語や伊勢物語についての、物語史的観点からの論、本文流布や解読上の各問題を取り上げた論考の諸篇を中心に置き、かつ伊勢物語をめぐる著者の回想、さらに伊勢物語のみならずこれに関連し、あるいは著者の関心の及んだ他の古典文学についての随想や小品を挿入した。
目次
- 第1章 概観(業平物語の生誕;伊勢物語は何を書いたものか;伊勢物語と日本文化 ほか)
- 第2章 論考(歌物語両作の差異;宇津保物語と歌物語;朱雀院塗籠本伊勢物語の流布 ほか)
- 第3章 回想と随想(私と伊勢物語;ホメロスへの連想)
- 第4章 雑説及び小篇(伊勢物語風物誌;源氏物語と大堰・桂;枕草子、更級日記寸見 ほか)
「BOOKデータベース」 より