和算を教え歩いた男
著者
書誌事項
和算を教え歩いた男
(日本人と数)
東洋書店, 2000-2006
- [正]
- 続
- 続々(完結編)
- タイトル読み
-
ワサン オ オシエ アルイタ オトコ
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注記
参考文献: [正]のp195-196, 続のp167-169, 続々のp141-142
内容説明・目次
- 巻冊次
-
[正] ISBN 9784885952685
内容説明
地方でも名主クラスの人たちは、一般の農民から尊敬されることが必要であった。人の上に立つリーダーならば当然で、彼らの中に数学を学ぶ人は多かった。このような地方の村へ、数学を教える人が自分からやって来て教えてくれる。こんなありがたいことはなかった。江戸から来ている数学者はほとんどの村で歓迎された。数学を教えて旅をする人を「遊歴算家」と現在では呼んでいる。有名な人としては山口和、佐久間纉、法道寺善などである。彼らは広範囲に遊歴して歩いたから、各地にその足跡を残している。山口や佐久間は日記を書いた。これは現在でも残っている。本書では、これらの記録に加え、各地で催されている行事や現在に残る算法書などを総合して、日本全国の数学の活用状況を再現しようと試みた。
目次
- 和算とは
- 江戸時代の庶民の数学
- 筑波山参詣
- 千住大橋を渡る
- はじめて数学を教える
- 算額
- たばこ算
- 有名神社の参詣
- 算額で数学問答
- 二度目の遊歴〔ほか〕
- 巻冊次
-
続 ISBN 9784885954511
内容説明
本書は『和算を教え歩いた男』(東洋書店刊)の続編になっている。江戸時代の中でも一般庶民が活発に活動していた化政時代に旅をしながら数学を教えた山口和(?〜一八五〇年)の旅の経路に沿って、各地の状況に応じた算法を紹介。
目次
- 西国への旅のはじまり
- 所宮へ参拝
- 川越へ向かう
- 中仙道を歩く
- 浅間山に登る
- 犀川上流へ
- 戸隠山へ登る
- 日本海への道を歩く
- 日本海に沿って北国街道を北へ
- 活動の拠点を作る〔ほか〕
- 巻冊次
-
続々(完結編) ISBN 9784885956058
目次
- 大坂からの出発
- 播磨の国に入る
- 四国へ渡る
- 広島へ
- 九州に着く
- 長崎に入る
- 熊本へ渡る
- 彦山に登る
- 再び本州へ
- 石見銀山を見物
- 出雲大社へ参詣
- 松江から鳥取へ
- 日本三景天橋立を散策
- 上方の人たちと再会
- 江戸への帰路
「BOOKデータベース」 より