今ひとたびの戦後日本映画
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今ひとたびの戦後日本映画
(中公文庫)
中央公論新社, 2000.5
- タイトル読み
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イマ ヒトタビ ノ センゴ ニホン エイガ
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内容説明・目次
内容説明
なぜ田中絹代や原節子や高峰秀子…はあんなに美しかったのか。彼女たちを輝かせたのは、死者たちへの鎮魂の想いだったのではないか。戦争未亡人、復員兵、戦災孤児—昭和二十年代・映画黄金期の名作の数々に戦争の影をとらえ、風化しつつある戦後日本のイメージを、鮮やかに立ち上らせる。
目次
- 戦争未亡人と死者
- 田中絹代と戦争未亡人
- 三船敏郎と復員兵
- 帰ってきた男たち—復員兵を描く映画
- ゴジラはなぜ「暗い」のか
- 「僕たちの力ではどうしようもない」—今井正監督『また逢う日まで』
- 戦後を生ききれなかった男と女—成瀬巳喜男監督『浮雲』
- 貧乏の好きな成瀬巳喜男
- 母の力—杉村春子から飯田蝶子まで
- 私が棄てた母親—『日本の悲劇』の望月優子〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より