親子ストレス : 少子社会の「育ちと育て」を考える
著者
書誌事項
親子ストレス : 少子社会の「育ちと育て」を考える
(平凡社新書, 043)
平凡社, 2000.5
- タイトル別名
-
親子ストレス : 少子社会の育ちと育てを考える
- タイトル読み
-
オヤコ ストレス : ショウシ シャカイ ノ 「ソダチ ト ソダテ」 オ カンガエル
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内容説明・目次
内容説明
なぜ、わが子を虐待する親が増えているのか?なぜ、子どもたちは心を閉ざし、人を傷つけるのか?これら「親子ストレス」の問題をとく鍵は、日本社会に特有の、“完璧さ”と効率性を求める歪みにある。教育・育児の現場からリアルな声を集めてきた著者が、育ち、育てあう関係の真の豊かさを提案する。“よい子”“よい親”から解放されたとき、新たな家族観、生命観がみえてくる。
目次
- 第1章 少子化問題と教育—生命を生み、つなげることの意味を問う(少子化問題の深層を探る;子育て観はどう変わったか;「生命のつながり」という哲学)
- 第2章 育てのストレス—なぜ、親がわが子を虐待するようになったのか(育児が抑圧へと変わるとき;「育て」のための豊かな「育ち」とは)
- 第3章 育ちのストレス—自分を好きになれない子どもたち(引きこもる若者たち;子どもの自己評価)
- 第4章 少子化克服への道—世直しの倫理と論理(文明社会のニヒリズムは克服できるか;育児支援の新たな思想づくり;競争社会のアイデンティティと性)
「BOOKデータベース」 より