現代会計の本質と職能 : 歴史的および計算構造的研究
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現代会計の本質と職能 : 歴史的および計算構造的研究
森山書店, 2000.4
- タイトル読み
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ゲンダイ カイケイ ノ ホンシツ ト ショクノウ : レキシテキ オヨビ ケイサン コウゾウテキ ケンキュウ
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注記
参考文献: p285-292
内容説明・目次
内容説明
会計(学)には3つの側面、すなわち経営(学)的側面と法(学)的側面と経済(学)的側面がある、また会計は経営と法と経済が交叉するところである(安藤英義『商法会計制度論』国元書房、昭和60年、1頁)。会計学研究の観点からは、逆に、会計(学)から上記の3つの側面を取り払って、そもそも会計とは何か、会計の本質とは何かの研究から出発することも、また1つのアプローチたり得えるのではないか。すなわち、会計のレーゾン・デートルを明らかにし、そこからもう一度、会計現象を解明することも会計学研究のアプローチとなり得るのではなかろうか。そのような思いから、動態論以外の学説に研究対象を広げ、またそこで得られた知見から、会計制度ないし会計基準も分析検討の対象としてきた。そのまとめが本書である。
目次
- 第1章 分析の座標軸
- 第2章 財産目録中心の自己資本型の計理体系
- 第3章 継続記録中心の自己資本型の計理体系
- 第4章 継続記録中心の総資本型の計理体系
- 第5章 継続記録中心の現金型の計理体系
- 第6章 継続記録中心の利益型の計理体系
- 第7章 動態論の1つの展開
- 第8章 利害調整職能と情報提供職能の相克と妥協
- 第9章 取引概念拡張の可能性と財産変動の顛末の説明の変容
「BOOKデータベース」 より