レヴィナス : 存在の革命へ向けて

Bibliographic Information

レヴィナス : 存在の革命へ向けて

合田正人著

(ちくま学芸文庫)

筑摩書房, 2000.6

Other Title

レヴィナスの思想 : 希望の揺籃

Title Transcription

レヴィナス : ソンザイ ノ カクメイ エ ムケテ

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Note

書名は奥付による

「レヴィナスの思想 : 希望の揺籃」(弘文堂 1988年刊)の改訂・改題

主要参考文献: p540-555

エマニュエル・レヴィナス年譜: p556-583

Description and Table of Contents

Description

「ユダヤ的ヒューマニズムの底にあるのは『人間』という概念ではない。それは他者である」と語り、「他者のヒューマニズム」を思索し続けた思想家エマニュエル・レヴィナス。リトアニアにユダヤ人として生まれ、ストラスブールで西欧に出会い、現象学に触れた青年時代から始まったその思想の痕跡をたどり、フッサール、ハイデガー等の哲学の受容、ブランショ、メルロ=ポンティ、デリダ、リクール等との関係を通し、レヴィナスの思想の生成の過程をたどる。深いユダヤ体験から、存在論と倫理学のはざまで、暴力、国家、民族、存在について見すえ続けた思想家は何を語ろうとしたか。レヴィナスの全体像を初めて解き明かした記念碑的作品。

Table of Contents

  • 第1章 彷徨する端緒(亀裂の自伝;革命の世紀の証人 ほか)
  • 第2章 ディアスポラの困難(差異の遭遇;復興の陥穽 ほか)
  • 第3章 顔—旅する法廷(時効なきシニフィアン;“ある”に憑かれて ほか)
  • 第4章 焼尽のユートピア(書物のトポロジー;分配のアポリア ほか)

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