「関係」の詩学
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「関係」の詩学
インスクリプト , 河出書房新社 (発売), 2000.5
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Poétique de la relation
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カンケイ ノ シガク
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Description and Table of Contents
Description
マルティニク。地球を流浪する魂たちの場。セゼール、ファノンから、コンフィアン、シャモワゾーまで。その中にあって誰よりも壮麗な響きを奏で続けるクレオールの星座の結節点、それがエドゥアール・グリッサンだ。もっとも小さな情景や叫びに“世界の響き”を聴きとり、閃光とともに炸裂するカオスの中に“関係”の網状組織を見抜きつつ、あらゆる支配と根づきの暴力を否定する確信と持続。グリッサンの思考がもっとも精緻に展開された、圧倒的な批評の軌跡。ロジェ・カイヨワ賞受賞作。
Table of Contents
- 1 接近—一つの接岸、千の渡り
- 2 基本要素、地水火風—基本的なものは絶対的にみずからを再構成する。
- 3 さまざまな道程—声に出して、隔たりを記すために
- 4 理論—理論とは不在、曖昧、そして吉兆
- 5 詩学—ありつつあるもの、その実質において無限の多様
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