書誌事項

平家後抄 : 落日後の平家

角田文衛 [著]

(講談社学術文庫, [1434-1435])

講談社, 2000.6-2000.9

タイトル読み

ヘイケ コウショウ : ラクジツゴ ノ ヘイケ

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注記

本書の原本は1981年4月朝日新聞社より刊行

シリーズ番号はカバージャケットによる

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784061594340

内容説明

平維盛の子、平家の最後の嫡流六代の斬刑により、「平家は永く絶えにけり」と『平家物語』は結ぶ。しかし、壇ノ浦の惨敗の後、都に帰還した平家の女性たちの血は、皇族、貴族の中に脈々と生き続け、実に現代にまで続いていることを忘れてはならない。北山の准后藤原貞子に仮託して、壇ノ浦以後の平家の動静を克明にたどる名著。

目次

  • 序章 北山の准后(貞子の回想;源氏と平家(付記))
  • 第1章 嵐の後(女院の還御;関東護送 ほか)
  • 第2章 さまざまな運命(平家の侍大将;平貞能の東国落ち ほか)
  • 第3章 平家の残党(平孫狩り;宗親と時実兄弟 ほか)
  • 第4章 女人の行方(清盛の娘たち;女院の大原入り ほか)
  • 第5章 北陸の空(時忠と能登国;時忠の末裔 ほか)
巻冊次

下 ISBN 9784061594357

内容説明

厳しい平家狩りの目をくぐり抜けてきた人びとにも、安穏の日はなかなか訪れない。しかし、勝者源氏は十四世紀に到り亡びてしまう。平家の末流は、宗家、西洞院家、四条家などに繋り、以後の歴史の折々に大きな影響を与え続けてきた。詳細な資料調査と実地踏査によって明らかにされる『平家物語』その後。

目次

  • 第6章 鎮魂の歌
  • 第7章 時の流れ
  • 第8章 おどろの路
  • 第9章 暗雲
  • 第10章 源平の黄昏
  • 終章 恩怨無常

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA46922684
  • ISBN
    • 4061594346
    • 4061594354
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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