日本的社会知の死と再生 : 集団主義神話の解体
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日本的社会知の死と再生 : 集団主義神話の解体
(Minerva21世紀ライブラリー, 58)
ミネルヴァ書房, 2000.6
- タイトル読み
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ニホンテキ シャカイチ ノ シ ト サイセイ : シュウダン シュギ シンワ ノ カイタイ
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内容説明・目次
内容説明
日本的社会知の精髄とまで称揚された「日本的集団主義原理」は、今日音を立てて崩壊しはじめている。本書は、この原理を解明するとともに、新たなる日本的社会知の再生の可能性を多角的に探究する。
目次
- 1 ゆらぎはじめた集団主義(ポスト・キャッチアップ時代の混迷構造—『働く』『学ぶ』『憩う』価値の歴史的変質と崩壊;子ども仲間集団をめぐる文化遅滞の構図—日本的飽和社会における集団基盤の崩壊と集団主義の残存)
- 2 集団主義はどうなるか(戦後日本の集団主義的経済システムと社会安定—高度成長と福祉国家的体制安定との相互連関;日本的「集団主義」における新たな信頼問題—グローバルとローカルの接点に生きる身体;東京・ソウル・チューリヒ—ワールドカップ日韓共催決定とそのゆくえ)
- 3 日本的社会知の再生を求めて(女性アイドル歌手の思想系譜—「あわれ」から愛へ;雇用関係紛争における法の実現について—多発する雇用紛争の質的変化をみすえて;日本的社会知の可能性—柳田民俗学をこえて)
「BOOKデータベース」 より