「満洲国」から新中国へ : 鞍山鉄鋼業からみた中国東北の再編過程 1940-1954

書誌事項

「満洲国」から新中国へ : 鞍山鉄鋼業からみた中国東北の再編過程 1940-1954

松本俊郎著

名古屋大学出版会, 2000.7

タイトル別名

From Manchukuo to the Communist China : the industrial reconstruction of Northeast China observed through the iron & steel industry in Anshan, 1940-1954

満洲国から新中国へ

タイトル読み

マンシュウコク カラ シンチュウゴク エ : アンザン テッコウギョウ カラ ミタ チュウゴク トウホク ノ サイヘン カテイ 1940 1954

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注記

参考文献: p351-368

欧文書名は標題紙裏より

内容説明・目次

内容説明

「満洲国」はどのように継承・非継承されたのか。日本の敗戦、「満洲国」の倒壊、ソ連軍の進駐、国共内戦の混乱の後、その当初の開発意図を超えて、新中国の経済建設に組み込まれた満洲鉄鋼業の物的・人的資源の連続と断絶の諸相を、多様な史料の総合と聞き取りによって実証的に解明、研究史上の空隙を埋める労作。

目次

  • 序章 課題と視角
  • 第1章 満洲国末期の鉄鋼増産計画
  • 第2章 中国東北の戦後情勢—国共内戦の帰結と鞍山の政治情勢
  • 第3章 鞍山の戦後情勢と満洲製鉄の戦争被害—経緯と概観
  • 第4章 採鉱、選鉱、製銑部門の被害と復旧
  • 第5章 副産物部門(化学工業部門)の被害と復旧
  • 第6章 製鋼、圧延部門の被害と復旧
  • 第7章 鞍山の製鉄所の復興と日本人製鉄技術者

「BOOKデータベース」 より

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