不平等社会日本 : さよなら総中流
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書誌事項
不平等社会日本 : さよなら総中流
(中公新書, 1537)
中央公論新社, 2000.6
- タイトル読み
-
フビョウドウ シャカイ ニホン : サヨナラ ソウチュウリュウ
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注記
文献: p204-208
内容説明・目次
内容説明
実績主義や自由競争の市場社会への転換が声高に叫ばれている。だがその「実績」は本当に本人の力によるものか。筆者は社会調査の解析から、専門職や企業の管理職につく知識エリートたちの階層相続が戦前以上に強まっていることを指摘。この「階級社会」化こそが企業や学校の現場から責任感を失わせ、無力感を生んだ現在の閉塞のゆえんとする。一億総中流の果てに日本が至った「階級社会」の実態を明かし、真の機会平等への途を示す。
目次
- 序章 『お嬢さま』を探せ!
- 第1章 平等のなかの疑惑—実績VS努力
- 第2章 知識エリートは再生産される—階層社会の実態
- 第3章 選抜社会の空洞化—粘土の足の巨人
- 第4章 「総中流」の落日—自壊するシステム
- 第5章 機会の平等社会への途—効率と公平
- 終章 やや長いあとがき
「BOOKデータベース」 より