共同体的人格と所有 : 生産・消費関係及び国家の歴史的分析

著者

    • 河野, 一夫 コウノ, カズオ

書誌事項

共同体的人格と所有 : 生産・消費関係及び国家の歴史的分析

河野一夫著

批評社, 2000.5

タイトル読み

キョウドウタイテキ ジンカク ト ショユウ : セイサン ショウヒ カンケイ オヨビ コッカ ノ レキシテキ ブンセキ

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内容説明・目次

内容説明

金融ビッグバンによる日本の金融システムの崩壊と再編という未曾有の課題は、つまるところ日本的所有意識の存在様式の問題に帰結する。生産‐所有‐消費という人間の自然との交渉過程の中で、消費は生産関係の結果としてではなくそれ自身独自の関係を形成している。消費をキーワードに意識と言葉の関係を分析しつつ、私的所有制(欧米)と共同的所有制(中国)の比較経済学的分析をとおして日本的所有制と所有意識の特異な構造を解読する。

目次

  • 1 言葉の機能(言葉の獲得;会話と思考 ほか)
  • 2 私的所有社会の発展(私的所有社会の原型;平等のための女性の支配 ほか)
  • 3 共同体的所有社会の展開(血縁的紐帯の解体;家の形成と共同体的人格 ほか)
  • 4 日本社会の形成(生産管理と生産管理者;生産管理機構の形成と女性の社会的関係 ほか)
  • 5 人格確立の条件

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA47143810
  • ISBN
    • 4826502990
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    372p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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