大衆社会の政治経済学 : 大衆から市民へ
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大衆社会の政治経済学 : 大衆から市民へ
日本評論社, 2000.7
- タイトル読み
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タイシュウ シャカイ ノ セイジ ケイザイガク : タイシュウ カラ シミン エ
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注記
参考文献: p212-216
内容説明・目次
内容説明
普通には「大衆」とか「大衆的」という言葉は親しみを込めて使われることも多いが、いわゆる大衆社会論では衆愚政治、コンフォーミズム(体制順応主義)などといったように否定的な意味で使用されるのがもっぱらである。事実、分析的にみればそういた側面も多々あるが、むしろ否定的にみえるもののなかに、あるいはその傍らに肯定的な要素を見出していくことが大切ではないか。つまり、「大衆から市民へ」という視点である。現にそうした条件は前進しつつあるようにみえる。これは著者の期待であるとともに、大衆の一員としての自己確認でもある。
目次
- 第1部 歴史のなかの日本経済(日本経済への視座;「一九四〇年体制論」の陥穽;日本経済と国際秩序)
- 第2部 日本における大衆社会化の進展(大衆社会化の進展と日本経済;大衆社会化と日本の政治;地域の再発見と市民自治 ほか)
- 第3部 大衆消費社会の経済分析(供給の変化と大衆社会—大量生産システムについて;需要の変化と大衆社会—生活と財政の視点から)
「BOOKデータベース」 より