帝政末期のロシア
著者
書誌事項
帝政末期のロシア
新読書社, 2000.4
- タイトル別名
-
La vie quotidienne en Russie au temps du dernier Tsar
La vie quotidienne en Russie au temps du dennier Tsar
- タイトル読み
-
テイセイ マッキ ノ ロシア
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
アンリ・トロワイヤは最後の皇帝ニコライ二世治下の、一九〇三年のロシアを描写するにあたって、若いフランス人、ジャン・ルセルを旅立たせたが、それによって読者も一緒にロシアを旅行しているような気分になってしまう。そしてモスクワの商人の娘と結婚することで終わる好奇心の強いこの旅行者の存在が、この本に小説の効果と魅力を与えているとはいえ、さらに幼年時代に作者自身が聞いた話の思い出がそれに生命を与えており、そのために二〇世紀初頭のロシアの社会が読者に生き生きと伝わって来る。
目次
- 到着
- 食卓を囲んで
- ロシアの散策
- 見世物と夜食
- 風呂屋、居酒屋、木賃宿
- 正教会
- 労働者
- 軍隊
- 社会階級と行政機関
- 司法
- モスクワのさまざまな顔
- 皇帝とその側近
- 農民
- ニジニー・ノヴゴロド
- ヴォルガ川
「BOOKデータベース」 より