理性と悟性のたたかい
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理性と悟性のたたかい
新読書社, 2000.5
- タイトル読み
-
リセイ ト ゴセイ ノ タタカイ
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注記
ロシアの『・・・・・・イズム』誌に掲載された「共産主義者は"歴史の終わり"に反対する」 (1999年) および新聞『ソビエト・ロシア』に掲載された「魂と旗」 (1999年) の翻訳
解説: 佐伯文夫
内容説明・目次
内容説明
20世紀における科学・技術の進歩の結果は、科学的・芸術的世界像、全面的な自己認識を含む、諸個人、社会諸層、諸民族の生活における意識の役割の急速な増大である。人類は客観的真理の知識一つだけではすでに物足りなかった。大多数の人々によって気がつかないままに頭上に降ってきた問題(生態系の危機的状況、超帝国主義の形成、経済関係が最も順調な国々のファッショ化)を処理するために、世界共同体は、より多くのことを必要としている。反動の世界規模の攻勢に対抗するために、人類にとって必要なのは、単にそれ自体としての客観的真理ではなく、認識され人間的な形で心理的・技術的に習得された誰にでも分かり誰のところにも届く客観的真理である。弁証法的理性を救おう。人間の世界を救おう。それ以上に価値がある目標が存在すると証明できる者がいるだろうか。
目次
- まえがき・理性の復権のために
- A 基本的視点
- B ブルジョアジーと歴史の客観的歩み
- C 共産主義者と未来
- D 嵐が強く吹き荒れるのはどこか?
- 付録 魂と旗・共産主義と愛国主義
「BOOKデータベース」 より