ミラン・クンデラと小説

書誌事項

ミラン・クンデラと小説

赤塚若樹著

水声社, 2000.7

タイトル別名

Milan Kundera et le roman

タイトル読み

ミラン クンデラ ト ショウセツ

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注記

ミラン・クンデラの本・年譜: p395-425

参照文献: p[427]-459

内容説明・目次

内容説明

今日の“世界文学”におけるメルクマールとして屹立するミラン・クンデラ。冷戦下の中央ヨーロッパを襲った“歴史”の悲劇のうちに、母国チェコを追われたこの亡命作家を支え続ける“小説の精神”を、その作品と世界で展開される批評を自在に往還しながら、小説のテーマ、ことば、歴史を軸に、立体的に論じ上げる。卓抜したミラン・クンデラ研究にして、すぐれた現代作家論。

目次

  • 第1章 キッチュとは何か?(小説とキッチュ;キッチュという言葉 ほか)
  • 第2章 キッチュ批判、あるいは手法としての小説(サビナとともに;クンデラの「ポリフォニー」 ほか)
  • 第3章 小説の「ことば」(亡命者の言語;1969年/「タイムズ・リテラリー・サプルメント」への手紙 ほか)
  • 第4章 クンデラとチェコの批評(11月のハリケーン;叙事的ジャンルと抒情的ジャンルの結合 ほか)
  • 第5章 歴史をとらえなおす小説のかたち(ふたつの課題;フィクションの存在論的なちがい ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA47419569
  • ISBN
    • 4891764236
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    459p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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