河伯洞余滴 : 我が父、火野葦平その語られざる波瀾万丈の人生
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河伯洞余滴 : 我が父、火野葦平その語られざる波瀾万丈の人生
学習研究社, 2000.5
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カハクドウ ヨテキ : ワガチチ ヒノ アシヘイ ソノ カタラレザル ハラン バンジョウ ノ ジンセイ
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火野葦平【略年譜】1906〜2000: p188-189
Description and Table of Contents
Description
「糞尿譚」で芥川賞を受賞し、「麦と兵隊」など兵隊三部作で花形作家となった火野葦平は、戦後公職追放が解除されてから文壇に復帰、「花と龍」など傑作を次々と発表する。だが、1960年1月24日、急逝。その死は謎に包まれ、13回忌の後、遺族から“自殺”であった旨、公表された。三男である著者は波瀾万丈に生きたそんな父親に反発し、自らも屈折と葛藤を繰り返す。そして今、息子の立場から父葦平の人生を真摯に見つめ直していく—。親不孝を自認する著者が償いとして父親の生き方と自身との相克をダイナミックに描いた感動作品。第10回北九州市自分史文学賞大賞受賞作。
Table of Contents
- 1章 葦平と良子
- 2章 虚構の真実
- 3章 父との相克
- 4章 突然の死別と謎
- 5章 自殺公表の裏話
- 6章 不孝の償い
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