書誌事項

消された政治家菅原道真

平田耿二著

(文春新書, 115)

文藝春秋, 2000.7

タイトル別名

菅原道真 : 消された政治家

タイトル読み

ケサレタ セイジカ スガワラノ ミチザネ

注記

主な参考文献: p245-246

内容説明・目次

内容説明

「学問の神さま」菅原道真。最後は大宰府に流される悲劇の生涯はよく知られている。しかし、道真は偉大な文人であったばかりでなく、政治家、それも右大臣という要職にあったのだ。では政治家道真は何をしたのか、となるとほとんど知られていない。というよりその痕跡が消されている…。実は道真は、財政危機に悩む律令日本を変革しようと企てていた。左遷されたのも、死後、天神になったのも、それに由来する。まったく新しい視点の道真論。

目次

  • 序章 新しい道真論を
  • 第1章 前半生の素描—讃岐守として転出するまで
  • 第2章 地方官としてみた政治と社会
  • 第3章 政治家道真の登場
  • 第4章 王朝国家の構想固まる
  • 第5章 政界追放
  • 第6章 王朝国家の成立
  • 終章 道真、神となる

「BOOKデータベース」 より

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