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量子光学

花村榮一著

(現代物理学叢書)

岩波書店, 2000.7

タイトル読み

リョウシ コウガク

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注記

参考書・文献: p197-200

内容説明・目次

内容説明

近年のレーザー技術の進歩により、光の量子論的な理解が深まってきた。誘導放射や自然放射が自在に制御できるようになり、多彩な非線形光学現象が実現され、レーザー光を超えた非古典光を意識的に発生させることも可能になった。それに伴い、光通信や光情報処理などの工学面にも注目が集まり、量子光学の重要性はますます高まっている。本書は、この進展著しい量子光学を、基礎から最新の成果まで解説する決定版である。岩波講座としての第2次刊行に際し、レーザー光による物質系の制御の研究、特に原子系のレーザー冷却とトラップ、原子波干渉や原子ガスのBose‐Einstein凝縮、さらに非古典光の発生など最近の展開を補章で紹介した。装丁は新たにしましたが、内容は基本的に岩波講座の第2次刊行のものと同一。

目次

  • 1 輻射場の量子化
  • 2 輻射場と電子の相互作用
  • 3 光の統計的性質
  • 4 レーザー発振
  • 5 光のダイナミックス
  • 6 非線形光学応答
  • 補章(非古典光と光子の統計的性質;原子系のレーザー冷却とBose凝縮;微小共振器中の原子と励起子)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA4788465X
  • ISBN
    • 4000067435
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 207p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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