入れ歯の文化史 : 最古の「人工臓器」
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入れ歯の文化史 : 最古の「人工臓器」
(文春新書, 118)
文藝春秋, 2000.8
- タイトル読み
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イレバ ノ ブンカシ : サイコ ノ ジンコウ ゾウキ
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注記
参考文献: p229-230
内容説明・目次
内容説明
歯を失うことは、食べるのに不自由なだけではなく、いつまでも威厳や容貌を保ちたいリーダーや女性たちにとっては、まさに人生の一大事であった。しかし、悲しいかな、なくした歯は人工的にしか補えない…。五千年前、「入れ歯らしいもの」が作られてから、近代科学に基づく「噛める入れ歯」が登場するまでの歴史を、興味深いエピソードで綴る。併せて、現代の義歯製作の実際、未来の入れ歯の展望など、長寿社会に益々必要となる知識が満載。
目次
- 第1章 入れ歯のための科学—歯科補綴学とは?
- 第2章 入れ歯に歴史あり—歯科医学史概説
- 第3章 ワシントンがしかめ面のわけ—アメリカでの歯科医学の勃興
- 第4章 本床義歯、これぞ日本の職人芸—わが国の歯科医療の歩み
- 第5章 口中医から歯科医へ—近代日本の歯科医学の開拓者たち
- 第6章 高度な「人工臓器」をめざして—発展を続ける現代の歯科補綴学
- 第7章 「抜くな、削るな、殺すな」—新しい歯科医学と未来の入れ歯
「BOOKデータベース」 より