書誌事項

アジアの知略 : 日本は歴史と未来に自信を持て

李登輝, 中嶋嶺雄著

(カッパ・ブックス)

光文社, 2000.7

タイトル読み

アジア ノ チリャク : ニホン ワ レキシ ト ミライ ニ ジシン オ モテ

内容説明・目次

内容説明

私は、若いころに新渡戸稲造の講義録を読んだことを、いまでも一生涯、誇りに思っている。また、私の人生に必要なものを本当に教えてくれた。日本にも台湾にも、未だ多くの問題が残されている。しかし、新しい時代に向かうにあたって、もう少し新渡戸さんの時代の考え方をもって、新しい出発をするべきだろう。日本人はもっと自信を持ちなさい、と言うのはこういうことなのだ。

目次

  • 第1部 中国・アメリカとどう付き合うか(アジアの可能性を広げた「台湾の選択」;「国と国との関係」が求めるもの;アジア最大の問題は中国のやっかいな存在だ)
  • 第2部 台湾と日本、アジアの未来(アジアの知恵が未来を開く;民主主義以外に本当に発展するアジアはない;アジアをリードするのはやはり日本だ ほか)
  • 第3部 台湾経験の知恵(台湾の課題と私の十二年間;“李登輝時代”は闘いの連続だった;神が私に与えた命題—台湾大地震 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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