日本サッカー勝つための準備
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日本サッカー勝つための準備
講談社, 2000.6
- タイトル読み
-
ニホン サッカー カツ タメノ ジュンビ
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内容説明・目次
内容説明
今年はオリンピックイヤー。きっと9月になると、にわかスポーツファンでお茶の間は大騒ぎになり、スポーツ新聞ばかりか一般紙までオリンピック一色になるのは間違いない。日本人のオリンピックに対する思いは、ブラジル人の僕には理解しかねることがあった。だが、さすがに今はわかっているつもりだ。戦後の混乱期に、オリンピックでメダルをとった水泳選手が英雄として、敗戦のショックに意気消沈していた日本人をどれだけ勇気づけたかと今でも語り継がれている。サッカーについていえば、世界に誇れる唯一の勲章がメキシコ五輪での銅メダルだった。それは今でも続いていて、その時の監督とコーチ、エースストライカーがところを変え、サッカー協会の前会長と現会長、強化本部長というトップの座にそれぞれ着いている。さらにいえば、協会やJリーグの幹部には当時の選手や関係者がたくさんいる。要するに、きわめて日本的な、一度ヒットをだせば一生食える、演歌歌手のようなものだ。
目次
- 序章 日本のため、サッカーが好きだから
- 第1章 サッカーとは何か
- 第2章 「サッカーを楽しむ」から強くなる
- 第3章 日本サッカー界はなぜダメか
- 第4章 勝つための準備1「日本の国際化」
- 第5章 勝つための準備2「監督をどうするんだ」
- 第6章 2002年を戦うために
- 第7章 勝つための準備3「Jリーグを拡大する」
- 第8章 2002年決勝ラウンドへ
- 終章 すべては終わった。そして新たな始まり
「BOOKデータベース」 より