超「20世紀論」
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書誌事項
超「20世紀論」
アスキー, 2000.9
- 上
- 下
- タイトル別名
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超20世紀論
- タイトル読み
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チョウ 20セイキロン
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784756135698
内容説明
「異常」の底の真実を見抜く。上巻、下巻を併せて通読していただければ、世紀末に起きた事件や事象という身近なテーマを手がかりに、吉本さんの視線と彫りの深い考察を通して、「20世紀の思想」が到達した場所と、その思想的限界が、おのずと俯瞰できるはずだ。そして、さらに、その思想的限界を見据えるところから、それを超えた「21世紀の思想」のありようも、予兆的な形として見えてくるのではないかと思う。『超「20世紀論」』という、この本の題名には、そういう意味合いが込められている。
目次
- “酒鬼薔薇事件”を読み解く(少年院送りにすべきは親と学校の先生だ;供述調書が示す“異常にして正常”な精神)
- ダイアナの死は自業自得である
- エコロジストに騙されてはいけない
- 『買ってはいけない』の主張は“経済的殺人行為”だ
- 「援助交際」論議は間違いだらけだ
- 「自慰の時代」のセックスを論じる
- 「学校は崩壊すべき」と主張せよ
- テレビの読み方(テレビニュースキャスターを斬る;“テレビ知識人”を疑え;お笑い芸人をまとめて斬る)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784756135704
内容説明
「正義」の裏のウソをえぐる。この本をお読みになった読者の方々はご納得いただけると思うが、吉本さんの語り口はあくまで平易である。平易であるが、重層的であり、深みがある。私は、そこに、いわゆる知識人に対する批判の意も込めて、「知」を追究しつつ、「知を殺す」という難しい思想的課題を負った思想家が、長い年月をかけて出した一つの回答を見る思いがする。
目次
- インターネットを撃つ!
- 臓器移植はお断りだ
- オカルト流行りの迷妄を正す
- 「平成恐慌」は絶対に起きない
- 「クビ宣告」は価値転換の絶好の機会だ
- “新型の精神異常”が現れたアメリカの読み方
- 公判中のオウム真理教を改めて問う
- 偽の「ユートピア思想」に騙されてはいけない
- 二一世紀への視点・「本当の考え方」とは何か?
「BOOKデータベース」 より