豆満江地域開発
著者
書誌事項
豆満江地域開発
関西大学出版部, 2000.9
- タイトル別名
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The Tumen River area development
- タイトル読み
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トマンコウ チイキ カイハツ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、中国、北朝鮮、ロシアが国境を接する図們江河口に進行中の国際協力による開発・図們江地域開発を、中国吉林省延辺朝鮮族自治州を中心に検討し、中国朝鮮族のように国境の向こう側にも同民族が集居する跨境民族の居住地域の開発について考察を試みたものである。
目次
- 第1部 図們江開発構想の提起・登場とUNDPおよび関係各国の対応(UNDPによる図們江地域開発計画の推進;図們江地域開発にたいする関係各国の対応;中朝ロ3国の国境貿易—国境国際開発の基礎 ほか)
- 第2部 北朝鮮ルートと間島・延辺の産業の発展(北朝鮮ルート論と自然経済圏—延辺朝鮮族自治州開発の理論的基礎;北朝鮮ルート論の再検討—孫春日「論日本帝国主義修築京図鉄路的経済構思」;清末、民国初期の間島の貿易 ほか)
- 第3部 日本人と朝鮮人の間島観(国境と自治をめぐる大国主義と民族主義—「間島協約」締結の頃の日本人と朝鮮人の間島観;内藤湖南の間島論;黒龍会、一進会、韓国統監府臨時間島派出所と間島 ほか)
- 第4部 中国の少数民族政策と朝鮮族(民族政策の原則とその変遷;中華人民共和国建国までの民族政策の推移;中華人民共和国の民族政策 ほか)
「BOOKデータベース」 より