国民国家と資本主義
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国民国家と資本主義
(敬愛大学学術叢書, 1)
白桃書房, 2000.9
- タイトル読み
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コクミン コッカ ト シホン シュギ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
本書は、国民国家の理論と歴史的展開、および、それが資本主義発展にはたした役割を明らかにしたものである。周知のように、国家論は社会科学の中心的テーマであり、国家と資本主義との関連についてもこれまで多岐にわたって論じられてきた。そのような状況のなかでの本書の特徴は、近代国家を互いに抗争・競争する主体性・能動性をもった国民国家としてとらえたこと、政策の主体を資本ではなく国家にもとめ、政策の根拠を資本の利害とともに国民国家的利害と国民統合においたこと、したがって、近現代史を資本主義だけではなく国民国家の世界史としても描いたことである。
目次
- 序章 課題と方法
- 第1章 国民国家の存立と資本主義
- 第2章 国民国家の展開と資本主義
- 第3章 国民国家と資本主義の形成
- 第4章 ドイツ関税政策と国民国家の確立
「BOOKデータベース」 より