転移の心理学
著者
書誌事項
転移の心理学
みすず書房, 2000.10
- : 新装版
- タイトル別名
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Die Psychologie der Übertragung
- タイトル読み
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テンイ ノ シンリガク
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内容説明・目次
内容説明
ユングは本書で、16世紀の錬金術の書『哲学者の薔薇園』の挿し絵を材料にして転移現象を論ずる。変容の場である「メルクリウスの泉」から始まり、新しい全体性の成就である「新たな誕生」に至る10枚の絵。これは対立物が結合する錬金術過程を示しており、転移が進行していく過程でもある。「錬金術師の経験は、ある意味では、私の経験であり、彼らの世界は私の世界であった」というユングは、転移の理解に、錬金術の考え方を縦横に援用する。ユングの心理療法を知るうえでもっとも重要な書、待望の邦訳。
目次
- 第1章 メルクリウスの泉
- 第2章 王と女王
- 第3章 裸の真実
- 第4章 浴槽の水に漬かること
- 第5章 結合
- 第6章 死
- 第7章 魂の上昇
- 第8章 浄化
- 第9章 魂の帰還
- 第10章 新たな誕生
「BOOKデータベース」 より